『カフェコメルシオ』ストアーズ店 営業中

『国産コーヒーを栽培している徳之島に
 ナノロースター小さな焙煎所の開設』計画

「カフェコメルシオ」ストアーズ店にて、
「とくのしまコーヒーノキのたね」と「苗」
「違い明らかなコーヒー豆3種」等を販売します。

売り上げのうち経費を除いた金額を、計画の賛同金として積み立て、
目標金額(70万円)に達成した場合、アポロ焙煎機を購入し、
「徳之島コーヒー生産者会」に焙煎機を寄付します。

クラウドファンディング的ストア
「カフェコメルシオ」ストアーズ店 https://cafecomercio.stores.jp/




計画の背景

木々に包まれた農園は居心地がよく、静けさのなか。
姿は見えないけれど鳥のさえずり、声が聞こえる。
遠くできび刈りのハーベスターの音が鳴っている。
コーヒーの熟した実、完熟した実を、私は一粒一粒摘んでいます。
まるで某ブレンドコーヒーのコマーシャルの世界にいるようでした。

徳之島コーヒー生産者会長の吉玉さんにお話を伺うと、

昨年の収穫は生豆で60㌔、
今年は温暖な気候の影響があってか、40㌔に満たないそうです。

現在、徳之島コーヒーを飲める所は犬田布岬にある喫茶店スマイル。
ここへ吉玉さんが手回しの焙煎機で焙煎した豆を届けている。
いつ来ても徳之島コーヒーを島のどの喫茶店でも飲めるようにしたい、
吉玉さんの願いだ。

多くの人が抱くコーヒーの印象は、黒くて苦くて砂糖や牛乳を
混ぜなければ飲めたものじゃない、というコトかもしれない。
今、栽培・精製(コーヒーの実を生豆にすること)、流通、焙煎等の
技術、環境が良くなり、“コーヒーそのもの”を砂糖、牛乳なしでも、
産地の違いによって、違う味わいを楽しむことができるようになっている。

アフリカを縦断し隣接する、エチオピア、ケニア、タンザニアの3ヶ国、
イルガチェフェのナチュラル、ニエリとキゴマのウォッシュトを浅く焙煎し、
飲めば、それぞれが明らかに違う個性的な風味だと気付くはずだ。
ネット時代の昨今は、コーヒーの情報と生豆を容易に仕入れられ、
ナノロースター(フル装備の小さな焙煎機)の登場は、生豆を自分で焙煎し、
自分好みの風味に近付けることを可能にしている。

ナノロースターのひとつ『1ポンド焙煎機アポロ』は、ワイルド珈琲(東京)
オリジナルの焙煎機で、川口にある工場で職人がひとり手造りで仕立てている。
焙煎量は生豆500㌘~150㌘だが、ワイルド珈琲の天坂さんは『シリンダー
の構造は業務用と同じで、きれいに煎り上がる』と言います。火力に余力が
あり、排気ファンの強弱を変えることが出来、味の仕上がりが一定になる。
ダンパー、ガス微圧計、チャフを回収するサイクロン、焙煎豆の冷却装置、
豆と排気温度計が装備されている。音は静かで、煙の少ないことが特徴だ。

コーヒーノキを見に行きませんか。
こればかりはコーヒー農園に足を運ばなければならない。
地球の裏側のブラジルかコロンビアの農園まで行くことが出来れば
いいけれど、かなり遠い。幸運にも国内にコーヒー農園があり、
その島では今もコーヒーノキがすくすくと生長している。

鹿児島県奄美群島徳之島伊仙町である。
東京羽田空港から鹿児島を経由して3時間半で着く。

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