透過抽出について


コーヒーの粉に湯を透過させる、透過抽出。
ドリップ式、ハンドドリップとかポアオーバー(注ぐ 上から の意)
と呼ばれるコーヒーの抽出法です。

ドリッパーの上にペーパーフィルターを載せ、
その下にコーヒーサーバーあるいは計量カップ、マグカップを置きます。

ハリオV60透過ドリッパー01クリアとV60ペーパーフィルター01を紹介します。
https://www.hario.com/seihin/productdetail.php?product=VD-01T


ご存知の通り、世の中には様々なこだわりとご意見がございます。
その中のひとつを紹介します。


基本は、○gのコーヒーの粉の上に、○gの湯を注ぎ、
○分○秒で抽出を終える、です。

粉の量、湯の量、抽出時間をはかることで、
今回と次回の参考にします。

さらに云えば、
粉の量、粉の挽き目、湯の量、湯の温度、抽出時間
この5項目を調整してお好みのコーヒーに仕立てて下さい。

粉の量 : 当然、粉が多ければコーヒーは濃くなり、少なければ薄くなる。
    粉60g : 湯1l の割合から始めれば、例えば粉20g : 湯300g(ml)になる。

粉の挽き目 : 粉の挽き目が細かいほど、表面積は増え、成分がより多く溶け出す。
      苦味が強い時は、過抽出なので、次回はより粗く
      酸味が強い時は、抽出不足なので、次回はより細かく

湯の量 : コーヒーサーバーをデジタルスケールの上に置いて、
    湯1ml を1gとして量ります。

湯の温度 : コーヒーの粉に注ぐ湯は、熱湯より少し低い温度が好ましく、
     浅煎りでは95℃位、深煎りでは90℃前後がよいと云われます。


※おすすめの電気ケトル
https://www.t-fal.co.jp/products/kettles/temperaturecontrolled/


抽出時間 : 粉と湯の量に関わらず、2分30秒~3分で終える事が望ましい。

例えば、深煎りで中挽きの粉20gに90℃の湯を40g注ぎ、30秒蒸らしをする。
    残りの2分間で260gの湯を数回に分けて注ぐ。

それを飲んだ時の感想によって、次回、5項目を調整すると良いと思います。







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